正体は地球10個分前後の重さを持つ「原始ブラックホール」か?
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太陽系では、現在8つの惑星の存在が確認されています。そのうち太陽から一番遠い海王星よりも外側には「太陽系外縁天体」と呼ばれる小さな天体が幾つも見つかっています。
かつて惑星に分類されていた冥王星も、太陽系外縁天体に含まれる天体のひとつなのです。




今回論文が提出された研究では、「第9惑星」や「惑星X」などと呼ばれるこの天体の正体が、実は138億年前のビッグバンと同時に形成された「原始ブラックホール」なのではないかとしています。たまたま太陽系の近くにやってきた原始ブラックホールが太陽の重力に捉えられ、そのまま惑星のように周回し始めたのではないかというのです。


研究では原始ブラックホールの質量を地球の5倍~15倍と仮定しており、もしも5倍だった場合の事象の地平面のサイズを「実物大」として論文に掲載。もしも質量が地球の10倍であれば、事象の地平面のサイズは「ボウリングのボール程度」になるだろうとしています。紙に印刷できるサイズのブラックホールが太陽系にあるかもしれないというのであればきっと私達が知らないだけで宇宙には数えきれない数のブラックホールが存在しているのでしょう。

宇宙の設計上ブラックホールはある一定数必要不可欠なのかもしれません。